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これから三連休について綴る。 フライングで金曜の夜から私のロングウィークエンドは始まった。 帰りがけ、S君から電話。S君は用がないと電話をかけてこないので、「おやまた、今日は何?」と聞くと、「Aさんとお母さんが昨日来た。」といきなりサプライズを喰らい打ち。Aさんとは最近知り合った日本の投資家、お母さんとはS君を含めスリランカの孤児70人ほどを育てている日本人女性だ。つい最近来たばかりのAさん(おじたまんとは別の人物)の来スにも驚いたが、お母さんにはもっと驚かされた。1ヶ月前に目の手術をし、手術後、目が見えない状態だと聞いていたからだ。みんなで食事でもしようとお誘いを受け、Aさんが日曜日の夜には帰ってしまうというので、快諾。 来ス初のディナーが日本食というのは不思議な選択だが、まぁいい。「もしもし」というお好み焼きレストランが再会の場所となった。Aさんはもう一人の投資家Tさんを連れて来ていた。Tさんとお互いの名刺交換をし、初めましての挨拶をした後、お母さんとの「お久しぶりですぅぅぅ。」の抱擁。目はまだ十分ではないらしいが、何とか見えるようになったという。心配していたS君もホッと一安心。 集まった8人のメンバーでワイワイガヤガヤと飲み食いし、お腹が満たされた後は、日本ではお決まりの流れ、カラオケだ。もしもしの2階がちょうどカラオケとなっているので、上へ移動。2階にはVIPルームが2部屋と大部屋があった。VIPルームは明るい和室だったが、大部屋はスナックそのものだった。大部屋へ入ると、スリランカ人男性が5人ほどだろうか踊っていた。私たちが席につくや否や、お姉ちゃんたちがやってきた。スリランカでいうカラオケというのはお姉ちゃんのいるパブなのよーーーー。もしもしオーナーは「女の子が今日は5人しかいなくてねー。」と申し訳なさそうに言った。確かに男性客一人に対して女の子を一人つけるのであれば足りなかった。 そこで私の気持ちは一気にブルーに。お姉ちゃんがいるということはわかっていたが、お姉ちゃんのサービス過剰に幻滅したのだ。まず、座ると客の足に手を乗せるだけでなく、腕を組んだり、肩に腕を回したりと押せ押せ攻撃なのだ。(セイロン撫子はどこに???)そして、飲み物食べ物を注文するように強要。これらサービスは教育されてのものだろうが、女の私には押し売りにしか思えない。カラオケにいた女子にも呆れたが、一緒に行った一人(スリランカ人)にも失望した。横についた子のおっぱいは揉むはぁ、お尻は撫でるはぁでエロじじい全開。おっさんおっさん、やりすぎだよと心の中で呟く。奥さまを知っている私としては非常に見たくない光景だった。日本人組は純粋にカラオケを楽しみたかっただけに店の選択ミス。Collupitiyaの日本橋にすれば良かったと後悔。お母さんは相当にダメージを受けていた。「私たちのしてきたことは何だったの?」とこれまでの援助を後悔さえしていたようだった。お母さんはスリランカの孤児を何年間も面倒みてきたのだ。こうも変わったスリランカ(コロンボ)に嘆く気持ちはわかる。「日本人がスリランカをダメにしているんだ。」とも言っていた。お母さんも私もスリランカに幻想を抱いているのかもしれない。日本がなくしてしまったものをいつまでもスリランカに見ていただけかもしれない。綺麗事ばかりでは国は発展していかないのか? みなみなさまが歌っている中、私は一人の女の子と話をした。女子である私にも要らぬサービスをくれた彼女に「間に合ってますから。」と強気な発言をしつつ、身の上話を聞く。コロンボから30kmほど離れたN市に住む26歳のその子は親に縫製工場の夜勤だと嘘をついて毎晩通っているのだと言う。もしもしで働き始めて2ヶ月が経つ彼女はまだ田舎臭さが抜けていなく、他の子がタバコを吸い、お酒を飲むのに一人だけタバコを吸わず、ジュースを啜っていた。未婚だからそういうことはやりたくないのだそうだ。時間とともに水商売に馴れ、感覚が麻痺してしまうことがあるから、自分の中で守るべきものは守り通しなさいねと忠告。余計なお世話だろうし、きっと右の耳から左の耳へと駆け抜けるだけの私の言葉なんだろうけど、自己満足のためでも言っておいた。後で、一緒にいたスリランカ人にその話をすると「まさか信じてるの?」と。嘘に決まってると。信じさせてください・・・・・・。
by onetwosrilanka
| 2005-10-18 14:45
| 日常
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